No.294

四季送り げんみ❌
 親馬鹿に聞こえるかもしれんけど、優しさとは何かについて。
https://x.com/xynoa__/status/20675555656...
 これ読んで、雲平は「優しいと思われたくて/優しくしようとしたくて」行動してるわけじゃない。見返りは求めず、ただ好ましい結果になっていれば良い、としか思わないのよ。
 世界が彼に優しくしたこと無いじゃん。されてなくても、されなかったことを知った上で、他者にはするのよ。自分に向けられることは今後も無いって諦め、言い聞かせ、納得させて。
 誠実であろうとする努力の内でしかない。
 彼の認知での好ましい結果なので、間違っている部分もあるけれど、間違いだと思えないだけの根拠がある以上、安易に否定されるべきものでもなく。

 彼自身を傷つけ殺すこと、烙印を押すばかりが彼が認められる誠実だなんて、私は絶対嫌だからね? ここは根気強く向き合うよ。
 その中で、彼の優しさは“間違った境遇と経験”に基づいてる部分があるってことも気付かせる方法考えたいね。私が気付かせる、彼一人で至らせることは出来ないので、継続の中でフックがあれば掴みたい。
 用意してって意味じゃないからね? 意図的に気付かせようとしたら拗れるので、自然発生的な展開でなければ、彼は他者の意思を感じた瞬間信じなくなっちゃう。

 優しいよ、奉弥は。その優しさだけは、ヨスガにも穢されなかった。お前は優しさだと認めることが無いし、その評価を「世間に都合良く扱われて良いラベル」と捉えることすらあるのを知ってる。知ってるから、お前の優しさまでお前を傷付けるものであってはいけないとおもうんだよ。
 頼むよ、まだ死ぬな。消えるな。
畳む


追記
 なんで死ぬな消えるかの話に飛ぶかって、もう本当にギリギリだなって感じる頻度が増えてるのよ。徐々に、徐々に。
 完全に別人格なら良かった。なれなかった。
 粘着テープでくっつけて固まって久しいのが年月かけて剥がされているような感じ。もう紙は弱くなってしわくちゃが増すばかり。破れてるとこも多くてさ。
 私も「いっそ人格しっかり分けてしまえばどうかな。梟木奉弥を切り捨てなきゃ迷惑かけそう」と軽率な考えをしたことあるのだけど、無理矢理剥がした結果どっちにも癒着したものがついていきそうで。
 きれいに剥がれるわけもない。修復不能な解れを晒した破れ紙が残るだけなのが予想できて、断念したのでした。
 何もしなくてもじわじわ引き延ばされたり剥がされたり。死なせた方が楽だなんて、本人もわかってる。でも生きるために死を望んではいけないのよ。
 苦しめと。他者に烙印を押され、何をするにも呪詛と因縁と罪を伴うだけの人生を歩めと。僕の生に、僕のためなんか無かった。命になるべきじゃなかったと、それを思い知らせるためだけの生だ。
 生きていたくない。生まれたのを後悔させてやるなんて、全くその通りだ。命にさえならなければ良かったのに。僕がいない正史を、だけど僕は望めないのも、……本当に面白い(※)よね。嗤いが止まらないんだろうね。
 望めない理由が、僕が人殺しだから出会えた祝たちとの約束や、願いがあるからだなんて。
(※雲平は面白いを『嘲笑したくなるような、滑稽な』と言う意味だと理解している)

 雲平、自分が受ける理不尽が、自分以外に向くと怒るし、許さないなりの行動を試みるんだ。
 雲平へのそれは、誰も行動しないと言うか、罪を理由に世界は何もしない正当性を解くと言うか……本人もそれを思うことすら「被害者面か」と許さない。他者が労力割いて向き合うわけも無し。そんな義理無いもの。
 そもそも誰も思いもしないこと。良くて言うだけ思うだけ。
 今更、……今更だけど、雲平にとってのその他大勢のひとりが、世界を代表して償うくらいの履行の権利は受け入れ許せるようになって欲しい。無意味でも。
畳む


追追記
 そうか。と言うか、もしかして、と言うべきかもしれない、考察の余地のあることだけど。雲平の、『見たくない痛み』は、ずっと殺され続けている蓋の底の梟木奉弥の断末魔であり、呪われ疎まれ憎まれ続けていると自覚する奉弥であり。
 その延長には、本当の意味で彼らを守り、彼らのために憤り、代償があろうと覚悟して戦ってくれる人間がいない現実があるのかなって。

 雲平は、自分自身を擦り潰してでも生きて、成せる誠実があれば努めている(それを罪人なのだから当然だと揶揄されれば、きっともう何も成せなくなるくらい、罪に依らない彼自身の誠意である)。
 なので、見返りにしてよ、と求めることも決してしない。
 それに、事実として、彼に形ばかりの憐憫を向ける人間は居ても、そうしてくれた人間って……巻き込まれて死ぬかもしれないリスクがあっても11年側に居て来世を願う、札まで与えた祝さんを入れて良いかどうか、なんだよな。

 彼も結局、雲平をヨスガに迫るために利用したと言えるので。
 しかし彼だけなんだよ、手を汚すことなく、死ぬことなく、ヨスガに良いようにされ切らず目的を達したのは。
 信じたいのに、雲平がもう人間の悪意以外、無条件に信じられなくなってるものだから、うーん。祝さんも、雲平が人殺しだから出会ったわけで。ヨスガの編んだ檻の一部。「祝の本当の幸せは、僕が居ては成立しない」と思ってて。
 ただ、NPCであることや中の人を巻き込んで時ほぐすのは困難なのよ。雲平を見るってことしないと、多分上滑りする。
 私だって、迷惑かけたくないし、面倒と思われてるかもって、ずっと懸念事項だもん。なので自力でなんとかってやってきたんだもの。
 ……焦らない。まずは、私にできる範囲で、雲平の痛みの重ね掛けを一時休戦させることかな。
畳む



#四季送り #呟き