No.275, No.274, No.273, No.272, No.271, No.270, No.269

四季送り げんみ❌
 猫みたいだけど試し行動の小ネタ。
 雲平、信頼関係を築く・確認するための試し行動はあるけど、多くは顔色見ながら爪立ててみたり袖引いてみたりなので分かりやすい。
 何かの衝動で噛もうとすることもあるだろうけど、口開いた時に我に返るのでそのまま目線だけで伺ってる(不快にしてるかも、の不安も生じてる)。
 そういうときの「駄目」は安心するので嬉しい模様。素直に聞くし、嬉しい勢いでそのまま甘えたいような感覚まである。理性でブレーキするだろうけど。

 試し行動自体が甘えてるようなものだけど、甘えてるって認めちゃうとやらなくなる可能性あるから……定期確認、必要なことって扱いにしてるから出来るわけで。

 やる相手は祝さんと錦玉さんだけだと思うけど、主にリラックスしてるor不安や緊張を抱えているが故の行動なので遊びに付き合っていただけると幸い。
 多分継続で出す機会が無いので備忘録兼ねてぺーい。
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四季送り げんみ❌
https://tunaguc.lsv.jp/tegalog.cgi?posti...
の続き。情報源見つけちゃった後のあれそれ。

 ――もとより世界にとって、僕は要らない子。命にならなきゃ、生きる必要も無かった。夫婦が間違った命を愛することもなかったのに。彼らはババを引いたのだ。



 いやいや愛されていたでしょ! 本当は家族に愛されていたじゃない! ってフォローしたらド地雷だった話もして良い?
 何故なら、極端な話【人殺しじゃない頃の雲平(奉弥)、即ちただの幸せな家庭の子だった頃の梟木奉弥を知っている人間は、この世に誰一人いない】のよ。
 『雲平自身に"梟木奉弥の、数秒間の愛された記憶"があるじゃないか』って? それを翳したところで何の慰みにもならない。何故なら「死ぬまで我慢していれば良かった」が深まるから。それに、雲平には猛毒で、その他には知ったこっちゃない無意味な事実だ。むしろ被害者面するなって糾弾されてもおかしくない。
 梟木家、都合良くヨスガの計画の贄になった事実だけでも、彼らの一生には"無意味"の烙印押されてるんだよ。「"呆気なくやめられる可能性もあったくらい"梟木家および雲平の人生はどうでも良いものだった」ってあの子が知ったら、どの面してフォローしてやりゃ良いの。
 この辺りは荒城家にも共通して言える要素あるけど、ちょっとね、HO🍂であるが故のその他の要素が最悪すぎて、雲平については修復もフォローも無理だ。


 駄目だどうしても言語化出来てない。何が言いたいんだ被害者面かって言うと、反射で違うって言いたいから冷静じゃないわこれ。
 とにかく、雲平には「ヨスガ、ワンチャン計画放り出してたよ」って事実は絶対に、絶対に知られても考え過ってしまってもいけない。そんなのしたら、あいつ狂うよ。どうしたって助からない。修復できない。


 ……カッとなって書いてしまってるので雲平目線の書き方になってるのは本当に申し訳ない。多分ここまで読んでる人居たら不快感を与えてしまってる気がする。

 少し落ち着いて考えてもね、他のHOやNPC、モブに対しても思うところあるよ。ヨスガにとっては彼らに対してもここで計画やめるくらいの気持ちなんだ、って。そこに至るまでの各々の葛藤や苦痛、惨劇、悲嘆、踏みにじられた尊厳が、軽んじられることだと思うので。
 (フォローする意図は無いけども)それくらい、HO🌻を愛するようになった蟲毒にとっては、彼/彼女らの存在って大きくて重いんだねぇ……。


 今の仲間に愛されてるのもわかるっちゃわかるんだけど、如何せんヨスガが編んだ因縁の檻である事実が重く……『祝がより悲惨に消費されてたかもしれないのを考えれば、この世界線が最もマシ』って仮定で何とか飲み干してるけども! そうするしかねぇんだよ。畳む

https://fse.tw/mfqN4yRL
#四季送り #呟き

四季送り げんみ❌
 雲平のベクトル調整。
 なるほど、【庇護者】かぁ……
・雲平が容認しないこと=道理が通らない不誠実、無責任あたり
・自分に課すルール上、『仕事に感情を持ち込まない』
・感情への恐怖(蓋が外れる)。一方、感情でしか示せぬ誠意もある。両立の努力義務
・理由が無ければ動けないが、理屈が立てば能動的に動ける
・他者のため→今の雲平には猛毒
・自分のため→論外
・守りたい→守りたいと思う時点で“世界に何されても仕方ないもの”にしてしまうのでNG

 これらを満たす方便が難しい。
 あくまで「それは理屈が通らない、明白に理不尽な脅威だ」案件へのカウンターとしてのスタンスが必要?

 そう、カウンター/防衛機構として駆動すれば、その間は自分の抱えるエラーから意識を逸らさせる効果がある。

 『存在自体が過ちだ』を中心とした自覚を崩すのは、彼が最適化するために削ぎ落としたもの、苦しみに対して無意味だと死体蹴りするようなことだからなぁ。この辺りは別アプローチが必要な気はする。
 それでもカウンター型の庇護者としてのスタンスは無意味じゃない。そこに至る原理をどう組み立てるのかが次の課題

 
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※まだ書きかけ
#四季送り #呟き #思考整理

四季送り 雲をこの目に写すまで げんみ❌
 ぼちぼちソロシ回したいし、タイミング的にも関係性が安定している今ではないかと。
 このルートを辿った雲平からの激重感情が、錦玉さんにさnot for meかもしれないのが懸念事項。
 それでも、自分の存在が消えると思ってるからこそ吐ける真意はあるだろうし、錦玉さんが言えずにいることがあれば出せるかもしれない。
 雲平に2000年間も残っていたのは負の感情ばかりだし、復讐であり、人間及び人類史の全否定。しかしそれも、「たったひとりの女の子に全ての罪と責任と信仰を押し付けて、それを御旗に人間同士殺し合い憎しみ合い、破滅していった。憎悪も崇拝も均く、永劫に彼女を歪める呪詛に過ぎない。僕みたいに決定したとしても、こんなのは。だけど、決定の選択さえ無く強いられたなら、それは世界からの暴力だ、これに至る全ての人間、全ての選択、全ての歴史の責任を、彼女ひとりに負わせた事実を、僕は一切、誰ひとり、なにひとつ、許すものかよ」との怒りなので。
 あいつが知っているつくりものじゃない本物の感情は、人殺しに生まれてからずっと浴び続けた負の感情だけだからね。そう、信じてしまっているから。愛もあったけど、根拠があるから信じていられるわけで、根拠が錆びつけば負の感情に呑まれて分からなくなっていく。
 何より、このルートの雲平は祝さんの願いを裏切ることになる。条件付きの不老不死になった時点で、祝さんの願いを殺す儀式として、『旧き印』をナイフで刺してしまう。本当に、例外無く、この現実に至るのを許した全ての人間を、彼は許さない。だから、愛も優しい記憶も、彼らが死ねばそう時を要することなく砂のように崩れてしまう。
 愛があるとすれば、「錦玉まで無意味な屍を積み上げた事実を負う必要は無い」「奴らが負うべき責任を、咎を、呪いを、彼女ひとりに背負わせたすべてを許せない」、それだけ。たったそれだけで、錦玉さんを遠いオアシスとなった“あび”に送り返す。可能な限りの後始末も兼ねて。それがこのルートの雲平に出来る最善であり、何もできないまま錦玉さんへの“暴力”を許してしまった責任の取り方、ってね。
 2000年かかっても、最後の人間になってしまっても、今以上に壊れてしまっても、夢か現かもわからないほど曖昧になっても、全人類の誰よりも錦玉さんへの不条理に憤り続けた。ただひとりのために。

 錦玉さんの、何よりも許せないものは何だろうね。雲平だろうか。
 雲平はね、何も無い。自分の命が命であることを許せない以外、結果的にはどうでも良いの。
 雲写のルートになって、人柱にされたのが錦玉さんになったときは話が別。
 最近は、祝さんが選ばれていたとしても途中で折れた可能性あるかもなって思ってる。それくらい、雲平の自己否定と虚無感が手に負えなくなっていてね。
 錦玉さんである理由、雲平本人が気付いてはいけないし、気付いてしまえるのが雲写雲平。
 夢で会えるだけでよかったのにね。
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追記
 「何を引き換えにしても、彼女ひとりにすべてを押し付けた世界を許せなかった」のが雲平だし、引き換えにしたものの中には祝さんとの約束があるのは上述の通り。
 改めて考えると、祝さん、雲平が隠してること(祝さんを裏切り、願いを世界ごと殺す選択をしたこと)を何となく察してる気しかしない。
 雲平は「僕より長く生き残れる者はひとりも居ない」と理解してるけど、誰にもニャルとの取引は明かしてないはずで。なのに、祝さんが今際の際に雲平に何かを言える機会があったなら、
「必ず生まれ変わって会いにいく。人間に生まれ変われなくなっても、猫でも、鳥でも、花でも」
とか言いそうとも思ってて。その発言で、祝さんを騙してたのがバレてたことに気付く雲平の話。同時に、「僕が死ぬことも出来ず終わる日まで、祝は何度でも会いに来てくれる」「祝は悪い嘘つかない」と、信じるのでしょう。受けた愛情が砂塵のように流れ去ってしまっても信じる努力をする。
 その結果が「どれが誰かもわからない、嗤ってるのか睨んでいるのか呪っているのか、誰でもないかもしれない花畑」。「だけど、きっとこのどれかに、祝がいる。他の誰かだって、いるかもしれない」「(錦玉が)やっと来てくれた」に繋がるわけで。
 ちなみに自死する前にかけようとした留守電の内容も「試しに僕は死ぬけれど、これがもし現実だったなら、下の階の花畑に行くように」みたいなことだろうと考えている。

 生者が絶えた荒野じみた世界から、たくさんの人や花、食べ物に満たされた、……何と言ったかな。砂漠の中にもあるところ。
 僕はもう戻れないけれど、錦玉は、元居た場所に返せる。僕の後片付けがようやく終わる。錦玉のやり残しも、ようやく終わる──。

 最後のは、果たして言うのか言わないのか。錦玉さんを追い詰めそうなら言うべきじゃないんだよな、積み上げた屍を無駄にしないためにも目の前の仇を殺せ(友人である以前にそのために殺し屋になったのでしょう、感情よりも目的が優先かつ達成したら納得するでしょう)みたいに迫ることだから。
 正当な理由があれば感情など瑣末なこと、気にしないでしょう、気にしても無駄でしょう、は、雲平常識でしかないんだよ馬鹿野郎!! チクショウ。それで歪みが加速してるのに感情を違反扱いして殺してるお前のが非常識ってんだ。
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もひとつ追記
 ちょくちょく書き忘れるけど、錦玉さんをひとりにしないって約束も重要な柱。
 ……これも愛、なのか?

 突然敵だらけ(自分に向かう呪詛ばかり)の中ひとり放り出されてしまう恐怖を、錦玉さんとは違う意味で、雲平は知っているから。同じ思いをしなくて良い、知る必要が無い。なおさら、自分が残らねばならなかった。いつまで自分がひとりぼっちで生き抜かねばならないかわからなくても。一度きりの死が永遠に失われようとも。何度生きたまま殺されて、復元されようとも。
 許せなかった。許せない。ただひとりのおんなのこのために。
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#四季送り #呟き #雲写

四季送り げんみ❌
 雲平→錦玉さんへのアプローチが何度シュミレーションしても本来の願いを裏返したような結果しか残さなくて胃が痛い。

「上手、できなくて、ごめん」
↑これの真意〜〜〜!(これまでにもあった)

 理屈や口実をつけて“格下げ”して、なおかつ錦玉さんが受け取りやすい、気にしないで済むようにしてるのは良い。仕方ない。
 だけど、こいつの想定する最善が! 錦玉さんにとってはそうじゃないかも案件って例が幾つもある!!!!
 一つは綺麗にフラグ折られた。『日向戻るはず、最善なのは明らかでしょう』と思ってたのが、彼女にとってはそうじゃない。また理不尽に無抵抗に奪われるかもしれない恐怖に甘んじる日々になるかもしれない。経験由来なら尚更、無責任に否定するべきではない。

 その他の残ってることが課題ーっ。特に『僕を殺すこと、その後なにひとつ痛いと思わずに済むように』。
 「本当に彼らを想うなら、友達・改に応じるべきではなかったのではないか」と思ってしまうようにもなってて、その度に「そうしなきゃ祝の願い叶える土壌が無かった」とギリギリな理屈をつけている。
 「自分の“大事”の気持ちは、生じたり与えられたものに誠実にあろうとするからだ」といった具合で、たとえ自分がわからなくなっても道理を見失わないようにして、裏切らないように。
 そうしてくほどに、「ちゃんと錦玉に殺されて後片付けしなくちゃ」と決めていることと乖離していく。
『自分の命を、死を、最大限有効に使い潰して、後片付けして、僕の居ない本当の優しくて綺麗な未来をあげること』
 こんなことが目標だなんて、理由やこれに至った経緯含めて、彼女らに対する攻撃になりかねない。それが嫌で、なんとかしたいの考え続けてたんだけど、もう無理かも。
 否定したら、やり方ミスると最悪あいつ頭おかしくなる。KPレスでやらかして無かったことにしたしな。

 つーか加害者が被害者にやることじゃないんだよ。本人も分かってるから、余程のことがないと話さない。
 『ノイズになるから知らないままで良い』……その思考が!! 駄目だって!! ああでも確かにこいつはそうだよなぁ……だけどお前の在り方が不健全なんだよ他にまで強制すんな馬鹿野郎!!

 なんでやることなすこと本当の望みに対して裏目に出るかなぁ。どうして柔らかな言葉に呪いを忍ばせてしまうんだろう。ノイズを残さないようにするほど後々傷つける要素を残してしまってる気がして。
 上手にできない。ほんとうに、なにひとつ上手にできない。

 思い詰めると「僕は何も大事にしちゃいけないのに、違反してる、から」と殻を厚くしてしまうので、そうなる前にPLとしてブレーキかけてはいる。
 自己否定が強過ぎて、緩和しようがなくて、こんなのが他の誰かを大事にしようとしたら、そりゃうまくいかんか……?
 裏切りみたいで嫌だよこの状況。けれど自分のせいだから何も。メタ的にも、これに限らずありとあらゆることで誰かに出せないゴールが見えないもん!! しんどいだけじゃんかー!

 はあ。

 PLとしてはHO🍂でなければならない、手放すわけにはいかない事情があるけど、他者を巻き込むのは勝手が過ぎる。これも何度もボヤいてるけどさ。
 自探索者だけじゃなくて、同じくらい、自陣のことも大事なんだよ。大好きで、それぞれ葛藤あるだろうけど納得できる方へ力強く歩いて生きてほしい、誰に指されても読者でありプレイヤーである私が君たちを肯定するし責任持って祝福する、させろの気持ちなのよ。
 大好きなの。
 自探索者が自探索者のことで彼らを傷つけたり呪いを残すことは、したくないんだぁ……。
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#四季送り #呟き

四季送り げんみ❌
 情報元確認してないからここに壁打ちするけど、蠱毒って夏のためならあの計画放り出しても構わないスタンスってマジ? あそこまでしておいて?
 そうなるタイミングじゃすでにHO🍂はもちろん、他のHOもNPCもモブたちも滅茶苦茶になってんだよね。私はHO🍂だから雲平の目線で書くけど、雲平には何一つ残らないどころか、現状以上に他人都合で世間様の便所紙として疎まれ呪われ屑以下の存在じゃん。
 ガチでヨスガにとってHO🍂どうでも良かったんだな……ただの都合の良い道具で、都合良くしてたらHO🌻を生き地獄に突き落とすのにぴったりだったり面白いから愛着沸いた程度でしょう。あいつの愛の本質は無責任な加虐なんだから。

 駄目だ言葉にし足りない。HO🍂、奪ったように奪われて、一見HO🌻が一番ヨスガに人生めちゃくちゃにされてるけど、加害者だから失念しやすいだけで、HO🍂が最も救いなく滅茶苦茶にされてるまであるからね。
 元は幸せな家族だったんだよHO🍂一家も。ヨスガのせいで、HO🍂はそれに不満抱くことさえ許されない、ただただ罪を犯すしかないいきもの、全ての咎をなすりつけられるだけの存在になった。本当の意味での贖児ってHO🍂説まである。
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5/31追記:
 情報源これかなーってのは見つけた。なはー……。2026年4月更新版にありましたわ畳む
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四季送り げんみ❌
 殺し屋だもの。後悔や罪悪感は無いよ第n段。
 そんなもの抱えるならば殺さなければ良いだけだ。殺さないと言うことは生きられないと言うことだ。ひとりで死ねば良かった以前に、そもそも命になってしまったからこうなっただけの話。一歩譲っても生まれるのに失敗しなかったのが僕の、お前の罪だ。
 夫婦を含め、関係者一同、お前が生まれ生きたせいでこうなった。

 ……という雲平の呪詛メモ。畳む


ごめんドロドロ吐き出し閲覧注意
 “僕”である必要なんてどこにもなかった。
 祝は別かもしれなくても、祝に出会う前提条件は人殺しの僕だ。
 最初から、僕はババなんだ。誰もが幸せになれるわけがない世界にとってのババ。貧乏くじ。
 夫婦はババを引いた。祝は、……理屈はわからないけど、大事にしてるな。
 血塗れで穢れきって疎まれて当然なババを大事にしてるひとりきりは、さぞその他大勢にとって迷惑だもの。大衆はババを排除出来ると思っているから。排除したら次のババを作らずにはいられない仕組みのくせに、自分は違うと正当化して、今あるババを排除したがる。自分のところに来てほしくないから、大事に持ってる人間ごと排斥するだろう。
 もう、駄目なんだよ。ババはババのまま。最初から、命になってしまったときから駄目なんだよ。生まれてしまったから駄目なんだよ。
 それでも、祝が僕が笑えるようにと願う気持ちは本物で、義兄ちゃんへの誓いも本物だ。祝を嘘つきにするわけにはいかない。誰かに仕向けられた感情じゃないと信じられる根拠があるのに裏切ってはいけない。
 ここが、一番マシなの。
 後片付けは、しなくっちゃ。それは僕でなくても出来るけど、僕でなければ祝の願い叶わない。錦玉に約束してるのも僕だ。
 だけどもう約束増やしちゃ駄目だな。宣言したこと、多過ぎる。全部守るの、もう、難しい。無責任なことはできない。しちゃいけない。

 お前が生きなければ良かったのにって、僕の生存を許さないって、ちゃんと焼印して、証明されなきゃ、しなくちゃ。
 そうじゃなきゃ、おかしい。おかしくなっちゃう。

 どうしてわらっているの?
 

 なにしてたっけ
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ここからはドロドロしてない!! 光にしては湿ってるけど!
 だけどね、これだけは、信じたい。否定、されたくない、させたくない、取り上げないで。
「僕を携える限り、僕は錦玉をひとりにしない」
 道具としてだけじゃない。人間としても、は、弁えてないか。
 それでも、目の前の誰か、ひとりぼっちが痛いなら。寒いなら。他にも、いっぱい、いっぱいあるけれど──僕のこと要らなくなるまで、僕はその人をひとりにしたくない。
 孤独が人を狂わせるの、知ってるから。痛いのも怖いのも苦しいのも知ってるから。
 知ってるのに、他人事、何もしない。僕は、したくない。僕が、許せない
 僕の仕事が原因だと咎められても、錦玉が拒む理由にしない限り、僕が取りやめる理由には足りない。それを理由にした時点で、命を等価にしなくなったことになる。僕は目の前の誰かのひとりぼっちに何もしない無責任を、不誠実をしたくない。それ自体は、人間なら当たり前の感情でしょう?
 ただ、たまたま相手が錦玉だっただけだ。

 口実ならずっと用意してる。錦玉が受け取りやすいように、好きにすれば良い。代用品で良い。つなぎにも抵抗あるなら、使わなくて良い。
 僕は選択肢と、選ぶ口実を用意するだけ。誰にでも出来ることが、僕にできる精一杯。役に立てば良いな。



 そして、この対象になるのが錦玉さんであることの理由も用意してあるという。「所有者に不利益無いようにする、当然でしょう」といった口実で願いを“格下げ”して世界に取り上げられないようにしてるのでした。
 私情で『錦玉さんだけ』を選んだら、そのせいで錦玉さんが“世界から何されても仕方ない存在”になってしまうと確信しているため。自覚したり認めてしまわないように努めてる。
 祝さんみたいに「そんなリスク知るか」と言わんばかりに予防線を踏みつけて乗り込んで来るならば、ようやく鬱陶しいほどの口実を減らしてストレートに雲平自身の気持ちに向き合える……のかなぁ? 愛してるのは間違いないけど「ヨスガの置き土産、負の遺産が、ヨスガの身勝手な愛で人生滅茶苦茶にされてる人間を愛しちゃ駄目だろ(しかも自分が死神の鎌)」で次の問題に直面するかしら。
 ……感情にも呼吸するのにも自由も権利も無い。理由が必要。
 雁字搦めな雲平なりに、誰かと手を取り合い愛し合いたいという誰しもが持ち得る夢を、持っていたいとは言わないから端っこだけ残しておきたい、のかもしれない。
『格下げに格下げを重ねて、本当の気持ちは、僕も、錦玉も、知らなくて良い』
『錦玉が望んでもないひとりぼっちを我慢しなきゃならないのを、理由無いのに何もしない、したくないだけ』
『あんなおもい、させるくらいなら、僕は何されても良い。二度と錦玉が望まぬひとりぼっちを強いられなくなるなら、錦玉に憎まれる手段使っても構わない』
 ……流れ変わったな。
 結果、事実ばかり優先しやがって。『感情がどうあれ納得するでしょう』はお前の道理だっつーの! お前がそうするしか無いからって削ぎ落として最適化できても、他の人間までできるわけじゃないしお前が少数派なんだよ!! なんでわかってくれないの、できないの、じゃない!!
 この思考回路が曲者だなーっ!

 あと、「たまたま一致しただけ」と因果の順序を入れ替えて認識する抜け道が、ヨスガの檻の前例由来でかなり難しくなりつつあるので、その対策も立てなきゃなぁ……。
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