No.123, No.121, No.120, No.119, No.118, No.117, No.116
2025/07/07 Mon
2025/07/07 Mon
四季送り げんみ❌
こんな時間に目を覚ましてしまったので、眠くなるまで書くか。
子どもが自分の偽名を“鳬河原 供”に定めた頃の話。
◆
「……草?」
「ハーブだよ」
怪訝な表情で干からびた葉を凝視する供に、祝が苦笑する。
季節は春を過ぎて梅雨に差し掛かる頃。ここ数日何やら干しているとは思っていたそれは、すっかりカサカサになっていた。何かに使うのだろうと思っていたが、祝が台所に持ち込んだものだから、供にとっては訊ねずにはいられない。とてもこれが台所に持ち込まれるものだとは思えなかったのだ。
ハーブと言われても、違法なものが脳裏に浮かぶ。供自身はドラッグや大麻の類に直接関与した事が無かったものの、マスコミに大々的に取り上げられて世間に知れ渡った後だ。無理もない。
祝がそんなものに手を出しているとは考えられなくて、供はますます不審がった。
「これね、レモングラスって言うんだ。ほら、香り、するでしょ」
祝はキッチンペーパーに広げたそれを、供に近付ける。少し身構えながら鼻を寄せれば、たしかに、ふわりと良い香りがした。すっきりとした、心地良い香りだ。
「カサカサの葉っぱなのに」
「ハーブだよ」
肩をすくめながら訂正する祝。すぐにはハーブという概念を改められない供に、ひとつ、経験させた方が良いと考えたのだろうか。祝はケトルで湯を沸かす。ポットを用意して、蜂蜜を取り出す。
お茶の準備だと理解すると、供もティーカップを用意した。用意しながらも、やはり困惑気味だ。良い香りがするのは分かった。これと茶の用意に関連はあるのか、と。
「奉弥。ハーブティーって聞いたことない?」
問われて、そう言えば、と遅れて頷く。聞いたことはある。
「これを使って、ハーブティーにするんだよ」
「使って?」
「そう。紅茶なんかも、茶葉にお湯を注いでいただくだろ。ハーブティーは、ハーブを使うんだ。収穫したばかりのハーブを使うこともあるけど、今回は干したものを使う」
ケトルが音を立てる。セッティングしたポットに、祝が湯を注ぐ。
湯の色がポットの中で変わっていくのを、じっと見つめていれば、ふわふわとさっき嗅いだレモングラスの香りが鼻腔をくすぐり始めた。
ようやく飲食物として認識した供が、そわそわし始める。ならば、と祝が予感を覚えてその様子を見つめていれば、その予感は的中する。
「祝、もう飲める?」
「まだだよ」
少し間が空く。
「祝、もう少し?」
「うん。もう少し。2分くらい」
そっか、と頷くと、供はじーっとポットを見つめたまま動きを止める。120秒経つまで数えるつもりなのだろう。
穏やかな待ち時間は、あっという間に過ぎていく。供が120秒経過したのを伝えれば、祝はティーカップにハーブティーを注ぐ。
「一口目、ストレートで飲んでみる? 飲みにくいかもしれないけど」
「飲みにくい? ちょっとだけ、味見する」
どんな“飲みにくい”なのだろう。湯気が良い香りをのせているのを肺いっぱいに感じた後、おそるおそる口に含む。
「……んー、飲める、けど、美味しいが足りない?」
「奉弥は甘い方が好きだもんな。それじゃ、これを加えてみよう」
蜂蜜をハーブティーに加えて溶かす。透明な靄がすっかり溶けるまでスプーンでくるくる回して、再び供の手元へ。
ゆっくりした動作で、それを飲んでみれば、ぱぁ、と空気が柔らかくなった。目が少し大きく開いて、そのまま二口目へと続く。
「美味しい。蜂蜜、とてもまろやかにした!」
「だろうだろう! 今回はレモングラス単体だったけど、カモミールと合わせて飲むともっと風味が豊かで、違う美味しさがあるよ」
「カモミールも草……ハーブ? どこかで、聞いたこと、ある名前」
「そうそう。
レモングラスやカモミールには、効能もあるんだ。特にカモミールは安眠効果だったかな」
「お薬みたい」
「ハーブだからね。健康に良い働きがあるんだ。……悪いハーブとは別物ね」
ぽん、と頭に手を置かれて、供が最初に思い描いていたものが見抜かれたことにちょっぴり申し訳なさを感じる。祝が自分に悪いことを仕掛けるとは思えないとしても、偏った知識ではどうしても思い浮かべてしまうものだ。
しかしこれでハーブティーというものが理解できた。頭の上の掌を享受しながら、ん、と短い返事をして、またハーブティーを味わう。
「祝も飲む」
手付かずのもう片方のティーカップをそっと祝に寄せて促して、ふたりで味見会をする。
なんてことのない、静かでゆったりとした穏やかな時間。飲み終わりに大きなあくびをしてしまうほどの、得難い平穏。
ぽかぽかした体温を確かめ合いながら、次回の話に微笑みを交わすのだった。
◆
奉弥が大きなあくびができるって事実だけで、祝さんが与えてるものの大きさを感じてる中の人。
ただ保護しただけじゃないことの証の一つだよな、なんて。見知らぬ子ども、しかも殺し屋であるHO秋と生活するだけでも特異なことだけど、やっぱ共依存(依存をネガティヴな解釈に限定しない)なんだなって思ったり。畳む
#四季送り #SS
こんな時間に目を覚ましてしまったので、眠くなるまで書くか。
子どもが自分の偽名を“鳬河原 供”に定めた頃の話。
◆
「……草?」
「ハーブだよ」
怪訝な表情で干からびた葉を凝視する供に、祝が苦笑する。
季節は春を過ぎて梅雨に差し掛かる頃。ここ数日何やら干しているとは思っていたそれは、すっかりカサカサになっていた。何かに使うのだろうと思っていたが、祝が台所に持ち込んだものだから、供にとっては訊ねずにはいられない。とてもこれが台所に持ち込まれるものだとは思えなかったのだ。
ハーブと言われても、違法なものが脳裏に浮かぶ。供自身はドラッグや大麻の類に直接関与した事が無かったものの、マスコミに大々的に取り上げられて世間に知れ渡った後だ。無理もない。
祝がそんなものに手を出しているとは考えられなくて、供はますます不審がった。
「これね、レモングラスって言うんだ。ほら、香り、するでしょ」
祝はキッチンペーパーに広げたそれを、供に近付ける。少し身構えながら鼻を寄せれば、たしかに、ふわりと良い香りがした。すっきりとした、心地良い香りだ。
「カサカサの葉っぱなのに」
「ハーブだよ」
肩をすくめながら訂正する祝。すぐにはハーブという概念を改められない供に、ひとつ、経験させた方が良いと考えたのだろうか。祝はケトルで湯を沸かす。ポットを用意して、蜂蜜を取り出す。
お茶の準備だと理解すると、供もティーカップを用意した。用意しながらも、やはり困惑気味だ。良い香りがするのは分かった。これと茶の用意に関連はあるのか、と。
「奉弥。ハーブティーって聞いたことない?」
問われて、そう言えば、と遅れて頷く。聞いたことはある。
「これを使って、ハーブティーにするんだよ」
「使って?」
「そう。紅茶なんかも、茶葉にお湯を注いでいただくだろ。ハーブティーは、ハーブを使うんだ。収穫したばかりのハーブを使うこともあるけど、今回は干したものを使う」
ケトルが音を立てる。セッティングしたポットに、祝が湯を注ぐ。
湯の色がポットの中で変わっていくのを、じっと見つめていれば、ふわふわとさっき嗅いだレモングラスの香りが鼻腔をくすぐり始めた。
ようやく飲食物として認識した供が、そわそわし始める。ならば、と祝が予感を覚えてその様子を見つめていれば、その予感は的中する。
「祝、もう飲める?」
「まだだよ」
少し間が空く。
「祝、もう少し?」
「うん。もう少し。2分くらい」
そっか、と頷くと、供はじーっとポットを見つめたまま動きを止める。120秒経つまで数えるつもりなのだろう。
穏やかな待ち時間は、あっという間に過ぎていく。供が120秒経過したのを伝えれば、祝はティーカップにハーブティーを注ぐ。
「一口目、ストレートで飲んでみる? 飲みにくいかもしれないけど」
「飲みにくい? ちょっとだけ、味見する」
どんな“飲みにくい”なのだろう。湯気が良い香りをのせているのを肺いっぱいに感じた後、おそるおそる口に含む。
「……んー、飲める、けど、美味しいが足りない?」
「奉弥は甘い方が好きだもんな。それじゃ、これを加えてみよう」
蜂蜜をハーブティーに加えて溶かす。透明な靄がすっかり溶けるまでスプーンでくるくる回して、再び供の手元へ。
ゆっくりした動作で、それを飲んでみれば、ぱぁ、と空気が柔らかくなった。目が少し大きく開いて、そのまま二口目へと続く。
「美味しい。蜂蜜、とてもまろやかにした!」
「だろうだろう! 今回はレモングラス単体だったけど、カモミールと合わせて飲むともっと風味が豊かで、違う美味しさがあるよ」
「カモミールも草……ハーブ? どこかで、聞いたこと、ある名前」
「そうそう。
レモングラスやカモミールには、効能もあるんだ。特にカモミールは安眠効果だったかな」
「お薬みたい」
「ハーブだからね。健康に良い働きがあるんだ。……悪いハーブとは別物ね」
ぽん、と頭に手を置かれて、供が最初に思い描いていたものが見抜かれたことにちょっぴり申し訳なさを感じる。祝が自分に悪いことを仕掛けるとは思えないとしても、偏った知識ではどうしても思い浮かべてしまうものだ。
しかしこれでハーブティーというものが理解できた。頭の上の掌を享受しながら、ん、と短い返事をして、またハーブティーを味わう。
「祝も飲む」
手付かずのもう片方のティーカップをそっと祝に寄せて促して、ふたりで味見会をする。
なんてことのない、静かでゆったりとした穏やかな時間。飲み終わりに大きなあくびをしてしまうほどの、得難い平穏。
ぽかぽかした体温を確かめ合いながら、次回の話に微笑みを交わすのだった。
◆
奉弥が大きなあくびができるって事実だけで、祝さんが与えてるものの大きさを感じてる中の人。
ただ保護しただけじゃないことの証の一つだよな、なんて。見知らぬ子ども、しかも殺し屋であるHO秋と生活するだけでも特異なことだけど、やっぱ共依存(依存をネガティヴな解釈に限定しない)なんだなって思ったり。畳む
#四季送り #SS
2025/07/07 Mon
2025/07/04 Fri
2025/06/29 Sun
四季送り ヘテロクロミアの傷跡 げんみ❌
半分寝ながらなので途中記憶違いとかあるかも。
ようやく回せた眼球交換シナリオ!! めんめ絡みなのを除いても、クライマックスの爆弾対応は錦玉さんに是非! と思ったし、ミ=ゴたちがやってた縫合手術って雲平の得意分野だったからさ……まぁ今や地雷になってるんですけど。
まさか手術室で写真を見た時のSANcで100ファンするとは。そんな気はしたよ? 実現するとは思わんて。しかも減少値最大の一時発狂、気絶引き当ててるし。本編再来やんかアホタレ!
錦玉さん本当にありがとうなのよ。頭ぶつけんように重かろうに支えてくれたり、廊下まで頑張って運んでくれたり。その他も、まとまりのない雲平自身の揺らぎに対しても言葉を返してくれて。
感情、心は人間の本質となり得るものかもしれない。
その啓示は、雲平にとって小さな衝撃でした。幽霊にだって感情はあるかも、と添えられたのも良くて。死者でも感情はある、それは考えていたけど、感情や心が人を人たらしめる軸かもしれないとは考えられてなかったから。
むしろ感情や心を蓋してて、そればかりじゃ約束や宣言したことを処理出来ないと模索してる今日この頃。でも、『蓋してる』時点で否定的なんですよね。
どうしても蓋しきれなくて、捨て切るわけにいかなくて、でも持っていては良くないもの。
そんな認識に寄っていたので、本質と言えるかもしれないと示されたことが「捨てきれなくても仕方ないし、持っていて良くないとも言い切れないもの」として検討出来るようになったかなって。
それと、遺伝の話から親の話と続いたやりとり。
「怖い思いをして夫婦を殺した」記憶と「日向の幸せそうな家族みたいに抱き止められた」僅かな記憶。塔で夫婦と交わした会話の事実。イレギュラーで見逃したために、雲平と8歳児までの奉弥の線引きが曖昧になってしまってる現状で、後悔すら覚えていたのだけど、『一時の感情でこれまで通りを貫けなくなるのを許せない、許されない』ところに、人間ならそういうことも起こり得るのだと考えて良いのなら。最初の命乞いをした男の例を聞いた時点では、自分はそうなっちゃいけない、と思うところでしたが、その後に続いたやりとりで心象が変化しましたからね。この調子で、矛盾を人間ならば起こり得るバグのひとつとして認めることができたなら。
今すぐに、はやはり難しそうですけどね。
それでも、僅かな勇気を持てたなら、と思います。勇気が要ることになってる自覚すら無いので、少しずつ目を向けて。
ミ=ゴだって2人を逃がそうと勇気を出して今までと異なる行動を起こしたんです。結果は仲間との相打ちだったけど、最後まで後悔してなかったからね。あのシナリオのミ=ゴは、本当に変わり者だけど、今回このタイミングで回せたのが、錦玉さんの回答によって意味のある遭遇になったと感じます。
錦玉さんの目、お母さん譲りの色だったか。ちゃんとめんめ戻ってよかった!
遺伝、今の雲平には思考するのも拒否反応あるけれど、錦玉さんが家族との繋がりと感じるならば、錦玉さんのそれはこれからも取られないように目を光らせたいな、と。
戸籍の話でも触れたけど、自分には無いけど残ってるものがあるなら、維持できるようにしてあげたい、と雲平は思うからさ。
畳む#四季送り
半分寝ながらなので途中記憶違いとかあるかも。
ようやく回せた眼球交換シナリオ!! めんめ絡みなのを除いても、クライマックスの爆弾対応は錦玉さんに是非! と思ったし、ミ=ゴたちがやってた縫合手術って雲平の得意分野だったからさ……まぁ今や地雷になってるんですけど。
まさか手術室で写真を見た時のSANcで100ファンするとは。そんな気はしたよ? 実現するとは思わんて。しかも減少値最大の一時発狂、気絶引き当ててるし。本編再来やんかアホタレ!
錦玉さん本当にありがとうなのよ。頭ぶつけんように重かろうに支えてくれたり、廊下まで頑張って運んでくれたり。その他も、まとまりのない雲平自身の揺らぎに対しても言葉を返してくれて。
感情、心は人間の本質となり得るものかもしれない。
その啓示は、雲平にとって小さな衝撃でした。幽霊にだって感情はあるかも、と添えられたのも良くて。死者でも感情はある、それは考えていたけど、感情や心が人を人たらしめる軸かもしれないとは考えられてなかったから。
むしろ感情や心を蓋してて、そればかりじゃ約束や宣言したことを処理出来ないと模索してる今日この頃。でも、『蓋してる』時点で否定的なんですよね。
どうしても蓋しきれなくて、捨て切るわけにいかなくて、でも持っていては良くないもの。
そんな認識に寄っていたので、本質と言えるかもしれないと示されたことが「捨てきれなくても仕方ないし、持っていて良くないとも言い切れないもの」として検討出来るようになったかなって。
それと、遺伝の話から親の話と続いたやりとり。
「怖い思いをして夫婦を殺した」記憶と「日向の幸せそうな家族みたいに抱き止められた」僅かな記憶。塔で夫婦と交わした会話の事実。イレギュラーで見逃したために、雲平と8歳児までの奉弥の線引きが曖昧になってしまってる現状で、後悔すら覚えていたのだけど、『一時の感情でこれまで通りを貫けなくなるのを許せない、許されない』ところに、人間ならそういうことも起こり得るのだと考えて良いのなら。最初の命乞いをした男の例を聞いた時点では、自分はそうなっちゃいけない、と思うところでしたが、その後に続いたやりとりで心象が変化しましたからね。この調子で、矛盾を人間ならば起こり得るバグのひとつとして認めることができたなら。
今すぐに、はやはり難しそうですけどね。
それでも、僅かな勇気を持てたなら、と思います。勇気が要ることになってる自覚すら無いので、少しずつ目を向けて。
ミ=ゴだって2人を逃がそうと勇気を出して今までと異なる行動を起こしたんです。結果は仲間との相打ちだったけど、最後まで後悔してなかったからね。あのシナリオのミ=ゴは、本当に変わり者だけど、今回このタイミングで回せたのが、錦玉さんの回答によって意味のある遭遇になったと感じます。
錦玉さんの目、お母さん譲りの色だったか。ちゃんとめんめ戻ってよかった!
遺伝、今の雲平には思考するのも拒否反応あるけれど、錦玉さんが家族との繋がりと感じるならば、錦玉さんのそれはこれからも取られないように目を光らせたいな、と。
戸籍の話でも触れたけど、自分には無いけど残ってるものがあるなら、維持できるようにしてあげたい、と雲平は思うからさ。
畳む#四季送り
2025/06/29 Sun
自探索者どもで風邪っぴき
荒潮:メリハリつけて寝る時は寝る、食べる時はしっかり免疫力アップ出来るのを食べる、必要量の運動もする。一番拗らせにくそう。
嵐旋:仕事はサボる(定期)。……つっても対応出来るもの出来ないものを振り分けて他の人のと交換出来るのは交換する感じ。倦怠感が主?
雲平:予兆段階で感染防止&体調管理強化に努めるが、職業柄物音や気配に敏感なせいで、安静にさせても拗らせやすい。呼吸器と熱が多い。
ムク:無理を押して仕事することがあるため油断禁物。鯨伏さんが作ってくれる料理で治す。卵酒を自分で作る事もある。お腹弱そう。
丈 :何で風邪ひいてんだお前。みっちゃんに面倒見てもらうだろうけど、彼女の様子が気になってしまう。寝ろ。
楓 :自宅療養。報連相するし無理もしない。1人で短期で治そうと全力尽くす。この子が一発おとなしい患者。
烏供:頭が冴えてきて仕事が順調に片付いて流石俺様と思ったところで反動拗らせベッドイン。熱が主症状。寝ろ。
#呟き #庭師は何を口遊む #四季送り #快刀乱魔
荒潮:メリハリつけて寝る時は寝る、食べる時はしっかり免疫力アップ出来るのを食べる、必要量の運動もする。一番拗らせにくそう。
嵐旋:仕事はサボる(定期)。……つっても対応出来るもの出来ないものを振り分けて他の人のと交換出来るのは交換する感じ。倦怠感が主?
雲平:予兆段階で感染防止&体調管理強化に努めるが、職業柄物音や気配に敏感なせいで、安静にさせても拗らせやすい。呼吸器と熱が多い。
ムク:無理を押して仕事することがあるため油断禁物。鯨伏さんが作ってくれる料理で治す。卵酒を自分で作る事もある。お腹弱そう。
丈 :何で風邪ひいてんだお前。みっちゃんに面倒見てもらうだろうけど、彼女の様子が気になってしまう。寝ろ。
楓 :自宅療養。報連相するし無理もしない。1人で短期で治そうと全力尽くす。この子が一発おとなしい患者。
烏供:頭が冴えてきて仕事が順調に片付いて流石俺様と思ったところで反動拗らせベッドイン。熱が主症状。寝ろ。
#呟き #庭師は何を口遊む #四季送り #快刀乱魔

今朝方の夢、私まで寝つき悪くなったのだけど、
冬に両親殺して(ってしろはさんのどっかの伏せに書いてたはず)、絶望と恐怖と孤独と混乱の中、凍える血濡れた両手を見下ろして、寒くて、寒くて。
そこでハッと目が覚めるけど心臓も思考もパニック状態。自室なのに知らない部屋みたいに感じて、不安から枕の下に忍ばせてるナイフを手にベッドを降りて部屋の中に死体も自分以外も居ないのを確認する。寒くて寒くて寒くて寒くて夜中なのもお構いなしに祝の部屋に向かおうと、自室のドアノブに手を伸ばす。
そしたら扉向こうで音がした。
祝だ、と思う。なのに頭の中は「本当に祝か? お前を殺しに来たかもしれないぜ?」って音がして。不審に蝕まれて動けないでいると扉が向こうから開けられて、恐怖心からナイフを構える。
ちゃんと、祝だった。
「奉弥、どうした?」
心配そうに声掛けながら扉を開けた祝の姿に、振り下ろしかけたのを何とか止まって、だけどパニック状態のまま。「また家族を殺すか? 殺せよ、また感情で家族を殺して、今度こそお前はひとりぼっちだお似合いだよなぁ!?」、なんて頭の中ガンガンしてる。
祝もまさか扉開けた瞬間ナイフが飛んでくるとは思ってなくて、驚いた様子で固まっていたけれど、それを見てる雲平も親を殺したときの感情が生々しくフラッシュバックして、震える手からナイフが零れ落ちて。
暴れそうになるのを真っ青な顔で堪えてると、祝が「奉弥」「一緒に寝る?」といつも通りの声色でゆっくり話しかける。ようやく意識の一部を現実に引き戻されて、パニック残ったまま祝に飛びついて喉を引き攣らせるように鳴らしながら、折れるくらい祝さんを抱き締めたり頭を擦りつけたり皮膚を破く寸前くらいに爪を立てて生きた血肉を確かめる。落ち着いてきたと思えばひたすらぐずるけど、動けるようにはなるからそのまま祝の部屋に連れてってもらって一緒に寝た……って夢だったわけですよ。
感情波。生々しいんだわお前のは!!
言うて本筋でも語られないだけで祝さんがこんな目に遭ったことはあるはずだし、それでも距離を取ったりしないで一緒に眠ってくれるんだろうなって信じてる。ここまできたら甘えてるにならないか心配なくらい。畳む
#四季送り