日記帳

No.148

雑に書き込む日記帳です。

四季送り 町葬屋怪異譚 げんみ❌
 真名という概念、呪詛、呪いの考え方を有する2人でも雲平と紫妃で全然考え方は違うんだよね。
 紫妃にとっての呪いは「手が出せない、届かない相手に対する自己満足目的の復讐」。どうせ効力は無いけど、やるからには自分にも害が跳ね返っても受け入れるくらいの覚悟でやる。だからよっぽどの地雷を踏み抜かれないとしない。真名だって本名という認識が殆ど。呪うとき、神社のお参り以外では基本そこまで気にしてない。
 雲平は呪詛とは因果で自分が袋小路であるもの。人間が排泄し誰かに押し付けている悪性。自分自身に焼きごてし続けているものでもある。「○○を殺した犯人」などの形で自身に向けられた抽象的ながら確かに存在する呪詛を認識していること、自分を産み育ててしまった両親に飛び火するのを避けるためもあって、魂をどうにでも出来ると考えている真名の取り扱いにはとにかく慎重。他者の真名にも慎重になる。
 祝さん以外(錦玉さんは今後の展開次第)に真名を握られると恐怖でパニックになりかねないくらいに。彼が生まれてから地続きで持ち続ける数少ないものだからね。呪いでもある。

 紫妃のはとにかくアマチュアでど素人なのよ。雲平に比べて。雲平からしたら軽率に呪ってるようにも見えるけど、条件や背景を知ると「決して推奨はしないが、本人がその覚悟なら」となる。
雲平「特に非推奨な理由は、穴二つを受けたとき、その身内には悲劇だ」
紫妃「承知しております。……そこが急所なのです。品の無いことだとも思います。許し難いことへの折り合いの付け方が今後の課題ですね」
紫妃「ところで貴方も呪詛ばかり溜め込んで、腐るばかりにはなっていませんか」
雲平「なるべくしてなっている。自分の仕事が何を招くかわかっていたし、身勝手に逃れるつもりはない。腐るなんて怠惰、許すものか」畳む

#四季送り #町葬屋