NOTEBOOK

No.295

自探索者などの壁打ち・脳内雑談メモ、日記などです

四季送り げんみ❌
 さっきの壁打ちへの反証を思いついたのだけど、ど〜だろな〜!

「祝の本当の幸せは、僕が生まれては成立しない」
VS
『雲平が殺さなくても、詞は別の誰かに殺されていた』『雲平に殺しをさせた黒幕を許せなかった』
※大前提として、「ヨスガさえ居なければ」は考えるのも禁止事項。理由はたくさんあるし既出でしょ。

 このことは本編でも伝えられてることだし、「奉弥を邪魔だと思ったことは無い」とも言われるからさ。
 確かに人殺しだから出会わせられた。しかしその延長で向けられている愛情だとは言い切れないのではないか。
 祝さんから「忘れるなよ。お前は俺の大事な弟だからな」と迎えられ、『来世は兄弟に』と願われている事実、『旧き印』という物的証拠。
 人殺しじゃなきゃ出会うことも無かったのだとしても、祝さんにここまで想われ愛されていることは、雲平が大量虐殺者であることとイコールではない。前提条件なんかじゃない。
 雲平は好き好んで生きてるわけじゃないとしても、理由が「祝にとって最もマシな世界線だから」「祝が僕が笑えるようになるの願ってる、裏切ってはいけないから」なのは、返って、雲平を愛する祝さんを苦しめるかもしれない。愛する相手が苦しむだけの生を続ける理由になったら、苦しいもの。雲平もそれを理解してるから口にしないのでしょう。

 祝さんのため、と耐え続けるのから、少し方法を変化しよう? 重圧を一部他に受け流そうよ。
 「他人の為」でもない方向へ。「誰かへの宣言、約束」でもない方向へ。奉弥だけの、けれど奉弥を傷付けるのを良しとしない何かにさ。
 勿論、償いに誘導するつもりはない。搾取を許すようなこと提案するものか。

 都合の良い解釈だって嫌うかもしれない。
 でもね(メタな話混ざるけど)、祝さんは奉弥が奉弥だったから、出目ぶん回して、祝印も用意して、側に居続けてくれてるんじゃないか。普通NPCここまでならんよ? 祝さん、一緒に戦ってくれてるよ
 「僕じゃなくても良かった」「人殺しの器、怨みの的にして収獲する鎌に用があるだけ」には当て嵌まらないんだって、信じる根拠にはなるはず。
 ……あー、受け入れられないんじゃなくて、勝手に期待してそうでなかったときが怖いのか。耐えられないよね。それはそう。
 『仕事も、必死に生きて考えて諦めて何もかも無くしたのも、全部無意味だった』『離れ難く思うほど大事に思った“あび”さえ因縁の檻』。
 絶望が深過ぎたんだ。傷は膿み、とっくに壊死は広がってしまった。今なお、引き裂かれ続けてるんだ。

 誰にも気付かれない。/気付かせるなんて身勝手は許されない。
 形だけの憐れみこそあれ、誰も責任なんて取らないし認めない。/全部お前のせいだ、彼らが死ぬのではなく、お前ひとりで死んでおけば良かったのに。
 怨まれ呪われ害されて当然、そう望まれて当然、償え苦しめざまあみろ。/事実は変わらず人殺しは罪。子どもひとりに誰も助けずこんな風にしか生きていけなくした事実は罪ではない。

 祝さんだけは、そうは思ってないよ。黒幕を許せないって思って、雲平を利用したことにも責任を感じて苦しんで、その上で一緒に居るよ。彼なりの、彼にできる最大限のやり方で、奉弥の味方で居続けてるよ。
 まあ、奉弥の吐露に和菓子突っ込んで黙らせちゃってるとこはあるけどさ。それしか思いつけないのかも。奉弥にとって食べることは生きるためで、少し心のお薬になるかもって期待だってあるかもしれないし。ね?
(メタ的に、進行上のRP省略策なのかもと思ってもいるけど、そんなの奉弥が知らなくて良いことです)

 期待する恐怖はあるでしょうよ。実経験から学んだ恐怖と自制システムだもの。否定しない。
 否定しない上で、ほんの少しだけ、勇気を持ってほしい。勇気って概念が無い? うん、「祝になら、どうされても構わない」って真名を握らせたときの気持ちを思い出して。あれだよ。
 「祝はこう成り果てた僕を愛してるんじゃなくて、“奉弥という人間”を本気で弟に迎えて愛してる」って、もう一度あの決意の感覚を思い出して、信じてみて。
 この場合の“奉弥という人間”はね、お前が「祝がそうした」と位置付ける、ヨスガに影響されなかった善性のことじゃないよ。祝さんと出会う前から誠実であろうとしてた部分のことだよ。お前が『誰にでもできて誰もしない』命の選別をしないこととか、無用な苦痛を望まないこととか、前の記事で書いた、お前が認めない優しさと、誠実さだよ。
 よって、人殺しの延長線であることが祝さんに愛されている条件なのではない。出会わせられる条件ではあれど、奉弥が奉弥だから愛されている。望まれている。
 ますます他陣(他HO秋でも祝さんは愛してくれる)の存在を認識させちゃいけなくなったな……。

 ともあれ、
・洛の都で突きつけられた絶望や、数秒間の記憶によって今も壊死を広げる裂傷が深過ぎたこと
・期待してそうでなかったとき、耐えられる余力が無い。何も信じられない、信じたくない遠因になっている
あたりの課題が見えたね。

 その上で、
・少なくとも祝さんについては、出会う条件こそ奉弥の人殺しで、今より悲惨にならない条件でもあるが、祝さんの幸せは“奉弥が奉弥であったから”だと信じてほしい
・祝さんなりの最大限で奉弥のことを本気で愛し一緒に戦ってくれてるし、彼の責任で背中と帰る場所を守ってくれているのだと、もう一度見つめ直してみよう
・祝さんにとってマシなルートだから受け入れるしかないのではなく、奉弥のためだけの理由があるはずだ、無くちゃおかしいんだよ
あたりに届かせたいよね。

 奉弥の膿んだ傷を「当然だよね」「仕方ないね」と言わない人が、必要なのかもしれない。うーん、そこはこれまでのRPを見てると祝さんにも期待できないか……? 途端に雲行き怪しくなっちまった。ここで明確に多くを敵にしたり奪われたりするとしても反論して戦ってくれる人でなきゃ、奉弥の傷に塩を塗るだけだわ。
 それでも、祝さんなら、実際に雲平を痛めつけたり殺したり心を壊そうとする人間たちの暴力を傍観しない気がする。飛び込んで庇うのはあり得るのでは。
 世界がHO秋の幸せを許さなくても、祝さんだけは心から願い側にいるのだもの。一般論として雲平の傷を「仕方ないよ」とすることがあったとしても、祝さんの心情として「弟の幸せを願うのだって当然だろ」とゴリ押しで両立する可能性は、ある、か?
 雲平大混乱しそうだな。


 けど、祝さんはエゴの人だと思うから、きっとそれくらいゴリ押しできちゃうよ。本当に「仕方ないわけあるか」と雲平の境遇は間違いだと世界に啖呵切ってくれるかもしれないし(都合の良いこと言ってる自覚はある)。
 痛みを打ち明けること、自覚すること、認めることは難航するだろう。けれど、本編以降ずっと苦しみ疑ってることについての反証に、祝さんはその限りじゃないって、何度見失っても見つけ出そうよ。
 祝さんに愛されても良いって、道理はあるって受け入れられたことあったじゃない。何度でも思い出してくれ。

 庇護者、かぁ。そうだな。
 『望まれない命』と自覚するのと、『愛されてはいけない命なんてない』を両立できるようになったら、どうだろう?
 命になるべきじゃない、存在自体が過ちだとしても、全部その失態の延長上だとしても、命である以上愛されるのが自然で、愛するのも自然だ。それすら許さないのは人間どもの傲慢の類である。……ってね。
 そう思えるようになるまで、何があるかしら。
 自分自身が最大の敵にして仇、脅威。だから愛するのも愛されるのも許せない。だけどそれこそ人間の傲慢な言い分。
 錦玉さんだってヨスガ(僕と同じく命になるべきではない存在)からの贈り物身に付けてるじゃん。
 仕方ないんだよ。大事にされてるから大事にするって理屈を付ける以前に、世界に優しくされてないはずのお前自身が他者に誠実にしてる=命には最初から他の命を大事にする機能がある証拠だよ。
 それを無意識に理解し履行してるからこそ、罪を口実にした搾取や、上面だけの憐れみを防波堤にした口撃などを『世界の不誠実だ』と、憤りを覚えているのでないかしら。しかし自分ひとり生きたいがためにそうするしかない中殺し続けた雲平には意見する資格が無い。その他大勢はそうなるまでに何もしなかったけど。順序おかしいよね。でも殺された側には知ったこっちゃない&人間社会に許されないの理解してるから、そのように正当化して受け入れるしかない。そうしなきゃもう耐えられない。
 それでも、誰にも教わらなかった誠実さをお前が考えて、実行してる。間違った境遇に基づいてるので間違ったまま出力してるのもあるけれど、根幹は奉弥のものだ。後々祝さんに教えてもらったのがプラスアルファされて今があるだけ。

 命である以上、他の命を大事にする、愛し愛される機能がある。機能があるってことは、動くことは自然なこと。
 愛して良い、愛されて良いの話じゃない。容認されるかどうかなど本来論外で、当たり前にそうあるべきことなのだ。
 相手を選ぶ、なんて。命を等価だと定めたのはお前自身だろ? 嫌なら断れば良いって、とっくに選択権は相手に委ねてるじゃん。祝さんに至ってはあちらから有言実行してるだろー!
 何を躊躇う。理由無いぞ。
 庇護者、のベクトルに沿うかはわからない。でも、愛し愛されるの話もあったからね。
 孤独な傷を抱えたまま、絶望と恐怖に蝕まれているとしても、祝さんは絶対の味方だよ。世界がお前に牙を剥くとき、祝さんは一緒に戦おうとするだろうし、許さないし悲しむよ。いつだってお前の無事を願って家で待ってるよ。
 世界中敵に思えてならない中で、何度でも祝さんだけは違うって思い出して。
 錦玉さんには、「そうなれば良い」と思うこと、彼女を大事にしてるからこそ残酷な内容になってるよね。「僕を要らなくなるまで」「僕を殺した後にノイズが残らないように」との前提があるから、矛盾してるように感じるのは否定しない。たしかに気掛かりだ。
 しかし今はただ、大事に想う事実を大切に。
 お前、祝さんと錦玉さんを大事にして受け入れられてる間は安定し易いから。我に返って身を引くのではなく、それは自然なことなんだって反復学習してください。

 『僕が生まれ生きてしまったから、仕方なく、帳尻合わせで今を最善であるかのように皆振舞っている』『僕が命にならなければ幸せだった。死んだら皆せいせいしたって思える安心な世界だったのではないか』……どんなに疑ってしまっても、少なくとも祝さんはその限りじゃないよ。
 『僕で良かったと言われても、皆にとっての本当に幸せな世界に“人殺しの僕”は存在しない(自認識の“僕”じゃない)』。うん、それは残る課題だね。その世界にも奉弥が居るとしてもそれは雲平じゃなくて梟木奉弥。前の子、だものね。今のお前には梟木奉弥も自分だと言われるのは猛毒だよね。
 ただ、私だけじゃないと思うよ。「それは雲平にも幸せな世界であってほしい」。人殺しでない奉弥は、今生きてる雲平/奉弥じゃないし、くっそ残酷なことに、誰ひとり梟木奉弥を知る人間は居ない。無論、梟木奉弥だって幸せに愛し愛されるべきなのだけど……その矛盾への対抗策が無いくせ口先ばかりで、申し訳ないのだけど。
 だから、こんなに考えてんだからね。口先で終えたくないって気持ちは汲んでくれ。

 どうしようもないことをぐだぐだと、じゃない。
 本人にとっては耐え難い苦痛で、出口が無いのを受け入れろ我慢しろ諦めろってのが一層残酷なの。これ以上? まだ足りないのか、って。
 他人じゃわかりっこない。分かって欲しいわけでも、同情して欲しいわけでもない。でも、きっと、『許しを請うてそれでも怨まれながら苦しむのを望まれて生きるのが当然な便所紙』であることを、そうなるしかなかった、見逃し消費し続ける無責任で不誠実な世界に怒りはあるんじゃないか。口にするなどして思考した事実を世界に示したら、被害者面しやがって、反省してねぇなって、何されても仕方ない口実になっちゃうから、蓋してるのであって。
 HO秋は散々な加害者って書かれてるけど、彼らも他HOに引けを取らない被害者だし、被害者と言う権利すら奪われた被害者なんだよ。祝さんが生き残る可能性があるから良いじゃんって伏せ見たとき「ふざけんなよ」と私が腹立てたからな。雲平の分までそこは怒ってたよ。
 ……私にしてやれるのは限られてるからさ。ごめんな、もっと苦しまないような人間にしてやれなくて。でもそんな人間をお前は憎むよな。……雲平ってキャラクターにならなければ、憎むも何も無かったか。そんなことを脳裏に過らせて、今、吐き気感じるほど申し訳なくなったわ。
 私まで、雲平が雲平であることを後悔するようなことしたら。間違いじゃない。雲平の苦しみ含めて間違いじゃない。苦しんで当然なんじゃなくて、苦しみのロジックは間違いなく誠実ってことで。

 こんなとこまで誰かに望まれたり、誰かのために消費されるべき苦しみだなんて、私が許さないからね。中の人のこともどうか信じて。
 いっぱい苦しいのは、お前が憎む側の人間と同種で良いと思ってない証。難しくて気高いことなんだよ。高潔って言われても良いんじゃない? ……何の役にも立たない、か。うん、そうね。
 けれど、いつかお前が思ったみたいに、「世間様の誰もがしない誠実を、お前たちが便所紙にして侮蔑し続けた人間が貫いた」って事実は、認知されずとも一撃になるよ。事実は事実。奴らがお前に突きつけ続けたそれだよ。
 庇護。きっと、お前のそれは、誰かに降り掛かる理不尽に対して高火力の源になる。こんな時まで誰かのため? いいや違う。
 許せないって怒りに道理が無ければならない、とお前は考えてるけれど。道理があるのに動かない、そんなその他大勢にならない理由にもなる。正当な理由の無い知らんぷりをするってのは、お前には我慢ならないことでしょう?
 いいんだよ。お前は、お前が憎む側の人間になるのを拒むために足掻いていい。お前の苦しみは、そのとき明確な意味を持つのかもしれないね。

 どんな人間の在り方をするかは、雲平、お前が既に選んで努力できてるんだよ。抗っているから苦しんでるとも言えるはずだよ。
 良いよ。奴らと同じにはなってやるものかって叫んでも。間違ってるやり方かもしれないけど、仲間に教えてもらうことがあれば調整しよう。
 錦玉さんにも言ったでしょ。
『感情、狂気で人を殺しそうになったら、(僕のような無意味な人殺しになる真っ暗な孤独にさせないためにも)傷付けてでも仲間として錦玉を止めると約束する』
 “友達・改”を掲げる彼らだもの。お前がどうしようもなく間違えていたら、辛抱強く何度でも引き止めるだろうさ。
 ……その時には喧嘩してでも向き合ってね? そればかりはお前の責任だからね? 必要な時にまで口を閉ざさないでね?
 独断で最善に向けて突っ走るのは、相手にとって最悪になりかねない。思い出して、勇気出して確認してみよう? ノイズにしたくないなら、ノイズにしたくないから本当は言いたくない、言っちゃっても良いと思うよわたしゃ!!!
畳む

 とんでもない長文になってしまった。途中から私から雲平への呼びかけログになってら。。
 これが正答とは限らんです。脳内面談メモだよ。


短く追記
 あくまで思いつきのシュミレーションとして、雲平に“梟木奉弥”とする梟のぬいぐるみとか与えて、これを大事にさせる治療法を軽率に考えてみたのよ。
 ぬいぐるみを殺しに掛かるのは分かりきってるから、そうならないように洗脳するのは致し方なし、と仮定してさ。

 だめだこれ。修復不能な永久発狂だと思う。
 ぬいぐるみに梟木奉弥の人格を投影して一人二役状態になった奉弥ができあがってしまった。
 狂ってしまえばみんな幸せなんだよ、ってのをここで実証しなくて良い。最悪過ぎる。無しだ無し。

 ぬいぐるみ殺すルートも、鏡に自分が自分に惨たらしく殺されてるのを見せてるのと同じようなことになるため、発狂は免れない。クローンを殺しても同じことが起きるのは最初から見えてたし、驚かないけども。ぬいぐるみ復活させても狂気が深まるだけ。
 やっぱ梟木奉弥と子ども、雲平、奉弥、境界がめちゃくちゃになってしまって、引き剥がすのも出来ない。ここの課題は、もう暫くかかりそう。
 奉弥。前の子も聞いてね。
 祝さんは梟木奉弥を知らないけれど、本名を生まれて最初にもらうプレゼントだと定義した通り、お前の生誕事実を含めた全部を愛し祝福してくれているはずだぜ。境界がわからなくなってもお前の全てをまるっと愛してるだろうし、奉弥の根幹は変わらない。奉弥が奉弥だから愛されてるとしたら、中身がどうだって構わないわけも無い。
 知らないのを愛せるものか、と言われれば返答が難しいけれど、梟木奉弥という8歳までを生きた子どものも、きっと聞いてくれるよ。泣くしか出来なくて気付かれなくても良いよ。無意識に猫にしてることは、自制しちゃうかもだけど、祝さんにもできるようになって良いはずさ。
 気付かれないまま愛されてるのが他人ならNGだろうけど、生まれた事実含めて愛してるはずってのはそういうこと。梟木奉弥も雲平/奉弥も、祝さんの愛する弟に内包されている概念だと、私は定めたいなー!!!
畳む

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