四季送り 2025/05/29 Thu 四季送り げんみ❌ 人間の悪性だとか、社会問題に触れてて言葉強めです。精神状態優先してください。 おー……なるほど続きを読む両親と話すってのは思いつかなかった。実際どうなんだろうな雲平。 雲平/奉弥のままが良いのか、8歳児時点の奉弥が接触してそれを覚えて終わる形式が良いのか。 前者の懸念点は・他を差し置いて自分が縁のある死者に会って話すなど会って良いはずがない・何を話せば良いか分からない、話す資格が無い・折角「ふたりの子どもは大量殺人者だ」って事実を伏せたのに、卑怯でも伏せたのが明るみになるんじゃないか ……最後のは保身のためじゃなくて、「愛情注いで育てたつもりの子どもはその後、ある男による、大義も意味も無い娯楽の為の大量殺人者になった。産み育てない方が良かった、無意味だった」「しかもその男は二人が頼った人間だ。二人の人生は、我が子を殺人者として開花させる贄として消費された」「二人は虐殺者の親だ」と突きつけるのが嫌、なんだよな。 将来どんな大人になるだろうと希望たっぷりに夫婦で語っていたのが、人間社会においては到底許されることのない大量虐殺者。憎まれ呪われて当然で、その余波は夫婦にだってきっと及ぶ。それを雲平は知っている。 テレビ見てたってわかること。世論なんてそんなもの。犯罪者への憎しみはその家族にも向けられる。『加害者なんだから、その家族にも責任はある、お前らも詫びて償うべきだ! 悪人を世に放ったお前らに、文句を言う資格は無い』『関係者だと見做されたくないので、縁を切ってください。ーーああ、あの一家についてですか? この辺りじゃ、』『ここが容疑者の実家、これが家族の顔、個人情報大公開!』ーー最近ようやく人権問題として声が上がるようになったけど、基本的に人間社会はそうは変わらない。 誰もが容易に前触れもなく上澄みから凋落する可能性があるのに、そんなことも忘れて、ね。 子どものままで話したとして、記憶や精神で別ルートだから、シュミレートが難しいな。考えながら挙げてみると、・記憶が無いものの殺した認識がある→「どうしてこんなことになったの」 あー、子どもの方、8歳児の方の精神かなり重症では!? 「どうしてこんなことになったの」の下にあるの、「お家に帰りたい」「帰れない、僕が壊した」「お父さん、お母さん、なんで?」なのよ。 しかも記憶が無いままでも思い出そうとしたら殺人に至ったストレスが蘇る。怖くて嫌でわけが分からなくなるのに、野宮神社で思い出したワンシーンだけはきっと思い出せて幼心にも愛されてる感覚はあったと感じてしまう。……記憶が無いまま〜は今の雲平も同じだな。 どうしたもんかな。いっそ8歳児をちゃんと親元に流してやった方が良いのか? そんな器用なシナリオあるわけ無いだろちくせう。 雲平にとっての家族は祝さんだし、奉弥という人間が続いてはいるんだ。でも、社会的に梟木奉弥って人間はもういない。戸籍上でも消えてるはず。7年をゆうに超えてるし、そもそもヨスガが消してるでしょ。父親は「墓、ジジイあたりが立ててるかも」と話してたけど、シナリオでは『HO3の両親の墓は無い、ごめん』となってるのでね。そりゃそうだよな!! 何なら親ともども失踪扱いになって社会から消えてるよ、誰も探さないし。(【社会的に透明な子どもたちは一定数いる】って認識が中の人にあるせいでもあります) まあ、そこらが見えてたら、だ。 梟木奉弥という、この世に生まれ人殺しになった人間の存在は罪業ごと消せはしない。魂は真名に乗せて祝さんに委ねてる。死んでも魂に染み付いた呪詛は雪がれない。 だとしても、8歳児までの梟木奉弥という児童の精神は、夫婦のもとに送ることが出来るのでは。 なんて言うのかな、人格を切り離すとかじゃなくて。理屈だけを組み立てるなら、・あれくらいの年齢の被虐待児(ごめん両親)なら、どんなに苦しい思いをしていても本能で親を愛そうとする心理がはたらく。・奉弥本人が愛されていると感じていたし、事実両親も(ヨスガの洗脳を受けていたとは言え)我が子を愛し育んでいた。→「両親のところへ帰りたい」と思う“親を殺したところまでの8歳児の奉弥の精神”に不自然は無い。一方、雲平が抱え続けると「僕の家族は祝なのに」「そもそも帰りたいなんてどの口が言うのか」など矛盾と歪みを深める一方である。→塔での会話でも、夫婦の悲しみは奉弥の成長を見届けられないことだと話された際、雲平は「その子どもも〜」と、“前の子ども”として切り分けを強めていた。その実績の認識は今なお強く残っているため、今の自分から部分的に精神を切り離すイメージつけ易いかもしれない。→→『8歳児の“未練”を流す』などの方便で流せないか。そのために夫婦と話すならば、少なくとも最初は“両親を殺したところまでの8歳児”で話す方が「何があったの」「ごめんなさい」「帰りたい、お父さんとお母さんと一緒にいたかった」あたりも出せるのかな……いやあ出てくる出てくる、嘘だろえげつないって。 しかも、『鈍になった』の原因に絡む話として、雲平の中で幼い頃の奉弥や子どもの境界が混濁し易いの、悪化してる節がある。人間質が培われる=新しい部分と、健全だった頃の幼く旧い部分も出てきた、ってとこか。膿み続けてた患部が表層に近づく程、破けるリスクも滲み出るものも、違和感&存在感も大きくなるよなぁ。 今書き出しながら、雲平の中にはこれだけ残骸埋もれてたのかと驚いてるよ。しかもそれを許せないから知覚しきる前に踏み潰して砕き続けてるんだよな。 ……これどうすんの。結構キツいのぶつけることならない? 私の感覚じゃ、「砕いたガラス片がたくさん入った袋の中に素手を突っ込んで、目的の貝殻拾い上げてねー!」みたいなのをもたらしそうで心配なのですが。貫通ダメージ与えない? 伏せにする前に書き出して正解だった、とも言い切れないなぁ。。 どう書き直すんだってばよ。追記 そういや戸籍の話で、まだ伏せにもチャンネルにも出せてない話あったわ。 雲平が錦玉さんの居場所に少し敏感な理由。 “あび”関係者の中で祝さん(と香華先生)の他に錦玉さんだけなんですよ、世界に生まれた際に得た戸籍で生きていられてるの。 戸籍は社会的な存在証明票だし、自分のルーツの証明票。「裏社会じゃ戸籍売買あるんだし、戸籍の価値もそんなものと感じるんじゃ?」と思えばその逆で、自分が社会的に透明になった心細さ、居場所やルーツを絶つことで守れる物も失うものの大きさも分かってる。 親戚のおばさんが“あび”に来ることあるらしいけど、どうにもやはりその間気配消すか居なくなる気がする。引き目は当然あるけど(密告)、純粋に脅かしたくない、穢れを移したくないのもある。 面談では「お前すぐ身を引こうとするの悪癖だぞ」と雲平を蹴飛ばしてはいるのだけど。……最近は“あび”に対しての発生が減ってるんじゃないかな? 一月くんの件で錦玉さんの意向や所感示されたのマージでありがてぇ。 兎にも角にも、自分が経験してることで思うことがある部分については、他の人まで経験しろとは思わないのでね。つい余計なお世話するかもしれないまであって。同じ轍を踏むの傍観してるだけって、自分が嫌う人間様と同類になる気がするし。 「彼らを日向に押し返したい」。元通りに出来ないけど、元の場所に元のかたちに近くして生きていけるように。 彼らに今残ってるものがあるなら、残したまま返してやりたいのです。これは、ひとりの人間として。その殆どは自分に残らなかったものだから。畳む#四季送り #思考整理
人間の悪性だとか、社会問題に触れてて言葉強めです。精神状態優先してください。
おー……なるほど両親と話すってのは思いつかなかった。実際どうなんだろうな雲平。
雲平/奉弥のままが良いのか、8歳児時点の奉弥が接触してそれを覚えて終わる形式が良いのか。
前者の懸念点は
・他を差し置いて自分が縁のある死者に会って話すなど会って良いはずがない
・何を話せば良いか分からない、話す資格が無い
・折角「ふたりの子どもは大量殺人者だ」って事実を伏せたのに、卑怯でも伏せたのが明るみになるんじゃないか
……最後のは保身のためじゃなくて、「愛情注いで育てたつもりの子どもはその後、ある男による、大義も意味も無い娯楽の為の大量殺人者になった。産み育てない方が良かった、無意味だった」「しかもその男は二人が頼った人間だ。二人の人生は、我が子を殺人者として開花させる贄として消費された」「二人は虐殺者の親だ」と突きつけるのが嫌、なんだよな。
将来どんな大人になるだろうと希望たっぷりに夫婦で語っていたのが、人間社会においては到底許されることのない大量虐殺者。憎まれ呪われて当然で、その余波は夫婦にだってきっと及ぶ。それを雲平は知っている。
テレビ見てたってわかること。世論なんてそんなもの。犯罪者への憎しみはその家族にも向けられる。『加害者なんだから、その家族にも責任はある、お前らも詫びて償うべきだ! 悪人を世に放ったお前らに、文句を言う資格は無い』『関係者だと見做されたくないので、縁を切ってください。ーーああ、あの一家についてですか? この辺りじゃ、』『ここが容疑者の実家、これが家族の顔、個人情報大公開!』ーー最近ようやく人権問題として声が上がるようになったけど、基本的に人間社会はそうは変わらない。
誰もが容易に前触れもなく上澄みから凋落する可能性があるのに、そんなことも忘れて、ね。
子どものままで話したとして、記憶や精神で別ルートだから、シュミレートが難しいな。考えながら挙げてみると、
・記憶が無いものの殺した認識がある→「どうしてこんなことになったの」
あー、子どもの方、8歳児の方の精神かなり重症では!?
「どうしてこんなことになったの」の下にあるの、「お家に帰りたい」「帰れない、僕が壊した」「お父さん、お母さん、なんで?」なのよ。
しかも記憶が無いままでも思い出そうとしたら殺人に至ったストレスが蘇る。怖くて嫌でわけが分からなくなるのに、野宮神社で思い出したワンシーンだけはきっと思い出せて幼心にも愛されてる感覚はあったと感じてしまう。……記憶が無いまま〜は今の雲平も同じだな。
どうしたもんかな。いっそ8歳児をちゃんと親元に流してやった方が良いのか? そんな器用なシナリオあるわけ無いだろちくせう。
雲平にとっての家族は祝さんだし、奉弥という人間が続いてはいるんだ。でも、社会的に梟木奉弥って人間はもういない。戸籍上でも消えてるはず。7年をゆうに超えてるし、そもそもヨスガが消してるでしょ。父親は「墓、ジジイあたりが立ててるかも」と話してたけど、シナリオでは『HO3の両親の墓は無い、ごめん』となってるのでね。そりゃそうだよな!! 何なら親ともども失踪扱いになって社会から消えてるよ、誰も探さないし。
(【社会的に透明な子どもたちは一定数いる】って認識が中の人にあるせいでもあります)
まあ、そこらが見えてたら、だ。
梟木奉弥という、この世に生まれ人殺しになった人間の存在は罪業ごと消せはしない。魂は真名に乗せて祝さんに委ねてる。死んでも魂に染み付いた呪詛は雪がれない。
だとしても、8歳児までの梟木奉弥という児童の精神は、夫婦のもとに送ることが出来るのでは。
なんて言うのかな、人格を切り離すとかじゃなくて。理屈だけを組み立てるなら、
・あれくらいの年齢の被虐待児(ごめん両親)なら、どんなに苦しい思いをしていても本能で親を愛そうとする心理がはたらく。
・奉弥本人が愛されていると感じていたし、事実両親も(ヨスガの洗脳を受けていたとは言え)我が子を愛し育んでいた。
→「両親のところへ帰りたい」と思う“親を殺したところまでの8歳児の奉弥の精神”に不自然は無い。一方、雲平が抱え続けると「僕の家族は祝なのに」「そもそも帰りたいなんてどの口が言うのか」など矛盾と歪みを深める一方である。
→塔での会話でも、夫婦の悲しみは奉弥の成長を見届けられないことだと話された際、雲平は「その子どもも〜」と、“前の子ども”として切り分けを強めていた。その実績の認識は今なお強く残っているため、今の自分から部分的に精神を切り離すイメージつけ易いかもしれない。
→→『8歳児の“未練”を流す』などの方便で流せないか。そのために夫婦と話すならば、少なくとも最初は“両親を殺したところまでの8歳児”で話す方が「何があったの」「ごめんなさい」「帰りたい、お父さんとお母さんと一緒にいたかった」あたりも出せるのかな……いやあ出てくる出てくる、嘘だろえげつないって。
しかも、『鈍になった』の原因に絡む話として、雲平の中で幼い頃の奉弥や子どもの境界が混濁し易いの、悪化してる節がある。人間質が培われる=新しい部分と、健全だった頃の幼く旧い部分も出てきた、ってとこか。膿み続けてた患部が表層に近づく程、破けるリスクも滲み出るものも、違和感&存在感も大きくなるよなぁ。
今書き出しながら、雲平の中にはこれだけ残骸埋もれてたのかと驚いてるよ。しかもそれを許せないから知覚しきる前に踏み潰して砕き続けてるんだよな。
……これどうすんの。結構キツいのぶつけることならない?
私の感覚じゃ、「砕いたガラス片がたくさん入った袋の中に素手を突っ込んで、目的の貝殻拾い上げてねー!」みたいなのをもたらしそうで心配なのですが。貫通ダメージ与えない?
伏せにする前に書き出して正解だった、とも言い切れないなぁ。。 どう書き直すんだってばよ。
追記
そういや戸籍の話で、まだ伏せにもチャンネルにも出せてない話あったわ。
雲平が錦玉さんの居場所に少し敏感な理由。
“あび”関係者の中で祝さん(と香華先生)の他に錦玉さんだけなんですよ、世界に生まれた際に得た戸籍で生きていられてるの。
戸籍は社会的な存在証明票だし、自分のルーツの証明票。「裏社会じゃ戸籍売買あるんだし、戸籍の価値もそんなものと感じるんじゃ?」と思えばその逆で、自分が社会的に透明になった心細さ、居場所やルーツを絶つことで守れる物も失うものの大きさも分かってる。
親戚のおばさんが“あび”に来ることあるらしいけど、どうにもやはりその間気配消すか居なくなる気がする。引き目は当然あるけど(密告)、純粋に脅かしたくない、穢れを移したくないのもある。
面談では「お前すぐ身を引こうとするの悪癖だぞ」と雲平を蹴飛ばしてはいるのだけど。……最近は“あび”に対しての発生が減ってるんじゃないかな? 一月くんの件で錦玉さんの意向や所感示されたのマージでありがてぇ。
兎にも角にも、自分が経験してることで思うことがある部分については、他の人まで経験しろとは思わないのでね。つい余計なお世話するかもしれないまであって。同じ轍を踏むの傍観してるだけって、自分が嫌う人間様と同類になる気がするし。
「彼らを日向に押し返したい」。元通りに出来ないけど、元の場所に元のかたちに近くして生きていけるように。
彼らに今残ってるものがあるなら、残したまま返してやりたいのです。これは、ひとりの人間として。その殆どは自分に残らなかったものだから。
畳む
#四季送り #思考整理